2010年04月22日
祇園でおでん
雨ってのは、どうも人の心をネガティブにするよね。
僕なんか赤貧の名を欲しいがままに暮らしているからね、靴底とかソックスとか、基本、穴が空いてる訳ですよ。
ぽっかり。
心の空白よりも、靴底の空白の方が問題だ、みたいな感じで。
知ってる?
穴の空いた靴で雨の日に歩くと、足がぐっちょぐちょになるんだよ?
裸足で歩いてるのと、どこが違うの!?みたいに。
もうね、萎える。
生きることに萎える。
大袈裟に言うのならば、きっとそーゆーことなんだろー。
そんなメンタルな僕ですけど、今日は京都に呼び出されたのですよ。
京都って!?
用事があるなら、オメェが来いよ!!って感じですけどね。
で、行ってきました。
祇園。
祇園なんか行ったことも見たこともない僕ですよ。
困りましたよ。
呼び出すくらいだから、どこか美味しい店でも知ってると思ったのに、相手は僕以上の京都ビギナー。
つーか、関西人でもない。
仕方なく、唯一周辺で知ってる店である、京風おでんの店に行ってきました。
季節外れの京風おでん。
裸足と変わらない靴をはいた僕には、何ものにも代え難い温もりでした。
この店は、去年、男の隠れ家にグルメ記事を連載してた時に、取材で来たんですよ。
もちろん女将も板さんも、僕のことなんかビタイチ覚えちゃいませんでした。
おでんはね、いいね。
何がいいって、あったかいのがいい。
それ以外のいいとこ、ちょっと思いつかない。
アイスおでんとか考えられない。
それだけ。
上に載ったねぎがね、美味しかったよ。
にほんブログ村
Posted by しげのぶ at 23:00│Comments(0)
│俺の晩メシ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。